よくハリウッドのクリエーターへの待遇のよさが日本のクリエーターの中で話題になるが、彼らとて最初から待遇が良かったわけじゃない。各専門分野ごとにギルド(労働団体)を結成してスタジオ相手に賃金や労働待遇の交渉をしてきた結果だ。
ハリウッドのアニメーターも1940年代から50年代には日本の現在のアニメーターと同じような低賃金で働いていた。当時大手スタジオで働く美大卒でアニメーター歴5年でも当時のハンバーガーショップの店員とほぼ同じ給料だったとされている。アニメーター専門のギルドAnimation Guild Union 839はディズニー、ワーナーなどの大手スタジオを相手に幾度とストライキ・団体交渉を繰り返し、その結果として現在の高待遇を勝ち取ったのである。